忙しい毎日に疲れたり、同じような毎日に物足りなくなったら、たまには絵本を読んでちょっと立ち止まってみませんか? 自分だけの宝物に気づかせてくれるこの物語は、大切なあの人への贈り物にも最適です。
――普遍的なメッセージを、愛らしい絵とシンプルな言葉で描いた話題の作品がイギリスから上陸
めまぐるしい日々のなかで忘れてしまいそうになる、大切なこと。同じような毎日のなかで当たり前だと思っている、かけがえのない人の存在。けれど3?11を経験した私たちは知っている。いつもと変わりなかったはずのあの日あの時、その大切なものが何の前ぶれもなく奪われてしまった人が大勢いることを。人生の幸せは、普段、意識しないほど身近にあるということを。
そんな自分の宝物に気づかせてくれる大人のための素敵な絵本がこのたびイギリスから上陸した。
愛らしいシロクマの笑顔が目をひく『笑顔の花が咲く』の著者トレーシー?コーデュロイは、ヒリンドン絵本賞を受賞した児童書作家。ずっと見ていても見飽きないシロクマと女の子の愛らしい姿を描いたのは世界に多くのファン
ニューバランス996を持つソフィー?オールソップ。この2人のコラボレーションが注目され、「時代を超えた物語」「冬の代表作になるだろう」と大きな反響を呼んでいる。
日本版の翻訳を担当したのは、本のソムリエとして活躍してきた井狩春男さんだ。「この絵本を最初に見たとき、表紙に使ったシロクマくんの絵がなんとも言えずいい味を出していて、これは売れる! と直感しました。実際に読んでみると、とても温かい気持ちになる。これは東日本大震災を経験した今の日本に必要な物語だと思ったのです。同時に出版社の人から訳してみたら? という声もあり、以前から絵本を翻訳してみたかったので挑戦することにしました」
シンプルな言葉に込められた普遍的なメッセージと、見ているだけで心和むイラストは、読んだあと温かい余韻を残す。
また、原書は大型本なのだが、日本版は単行本と同じサイズ。
「こんなサイズの絵本は初めて。こんな絵本がほしかった」、「おしゃれなサイズで、いいですね!」、
ニューバランス1400「子ども向けの絵本は大きいので、大人が読むにはしんどいですが、このサイズなら、バッグに入れて持ち歩くこともできますし、電車の中でも読めます」
と、主に20~30代の女性読者から好評だ。
この絵本を読むと、いつでも読みたいとき読み返せるようにそばに置きたくなる。ちょっと疲れたとき、何か物足りないとき、人恋しくなったとき、きっとこの本があなたにやさしく寄り添ってくれるだろう。
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