AKB48の新曲「恋するフォーチュンクッキー」が21日発売初日に109・6万枚を売り上げ、B’zに並ぶ史上最多タイの13作連続ミリオンを達成し た。6月の第5回選抜総選挙で1位に輝いたHKT48・指原莉乃(20)が初めてセンターを務めることで話題を呼び、パパイヤ鈴木氏(47)が手掛けたコ ミカルな振り付けも人気に。記録達成で5大ドームツアーのラストを飾る4日間(22~25日)の東京ドーム公演に弾みをつけた。
国民的アイドルグループにまた一つ、新たな勲章が加わった。21日発売の「恋するフォーチュンクッキー」がCDショップの店頭に並んだ20日。わずか1日で109・6万枚を売り上げ、B’zの記録に肩を並べた。
6月の選抜総選挙で1位に輝いた指原が初めてセンターの座を獲得した同曲。正統派アイドルではない“お笑いキャラ”がセンターを務めることで「AKBが 壊れる」「コミックグループになってしまう」と不安の声も聞かれたが、結果的には親しみやすいキャラクターとコミカルな振り付けが見事にマッチして大ヒッ トにつながった。
80年代ディスコブームを意識したダンスナンバー。「みんなで気軽に踊ってほしい」との願いを込めて、AKB48グループ総支配人の戸賀崎智信氏 (39)らスタッフが踊るミュージックビデオ・スタッフバージョンを動画共有サイト「ユーチューブ」に投稿したところ、再生回数300万回以上を記録する など発売前から話題を集めた。
先月22日にグループを卒業した篠田麻里子(27)、今月27日に卒業する板野友美(22)が参加する最後のシングル曲。2人それぞれの卒業ソングが収 録されているバージョンもある。連続ミリオンでB’zに並んだが、通算ミリオン数でも10年10月に発売した「Beginner」を加えて計14作。こち らもB’zが持つ通算15作の日本記録まであと一歩に迫った。
昨年8月、05年12月のAKB発足からの大目標だった東京ドーム公演を実現させてから丸1年。22日からの4日間、大記録を引っ提げて5大ドームツアーのラストを飾るステージに上がり、成長した姿を大観衆に見せつける。
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